戦国時代から江戸時代へと移り変わる時。
越前の地で絵筆を奮った絵師・岩佐又兵衛と
暴君として追放された福井藩二代目藩主・松平忠直がいた。
二人の間で交わされたものは、ほとんど残っていないが
忠直のお抱え絵師として描き続けた又兵衛の作から
その深く強い交わりを感じさせる。
三国在住の作家・長谷川展(はせがわ のぶる)氏による
オリジナルストーリー。
「彼らを通じて福井の歴史を知ることで、このまちに誇りをもってほしい」
というメッセージが込められています。
表紙の題字は福井藩松平家の菩提寺である
大安禅寺の副住職・高橋玄峰氏のものです。
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小説『又兵衛と忠直の枷 血と狂』
著者 長谷川 展(はせがわ のぶる)
全346ページ
B6
無線綴じ
編集・DTP・デザイン HOSHIDO 佐藤実紀代、伊藤ゆか